Profile
‐プロフィール ‐

小林 広夢

HIROMU KOBAYASHI

こばやし ひろむ

【生年月日】2002年9月21日

【競 技】卓球

【所 属】株式会社ファースト、Tリーグ金沢ポート

【出身地】東京都

【出身校】愛知工業大学名電中学校・高等学校・日本大学 

【実 績】2023年 全日本学生選抜 シングルス優勝

     2024年 全日本卓球選手権大会 男子ダブルス優勝 

     Tリーグベストペア(20勝4敗)

身長178cm、左利きのシェークハンド攻撃型。繊細なタッチと力強いフォアハンドを武器に、試合を読む力や安定感にも定評があります。特にダブルスでの戦術理解と連携力に優れ、「誰と組んでも強い」と評されるペアワークは、国内外の多くの選手・指導者からも高く評価されています。

2024年には、全日本卓球選手権男子ダブルスにおいて張本智和/森薗政崇ペアを破り、日本一の座を獲得。Tリーグでは同一ペアでの最多勝利数(204敗)を達成し、ダブルスプレイヤーとして圧倒的な存在感を示しました。

シングルスでも、2023年に全日本学生選抜男子シングルスを制し、大学チャンピオンに輝くなど、個人種目でも着実に結果を残しています。

主な戦績


2021

全日本卓球選手権 男子シングルス ベスト16

全日本大学総合卓球選手権大会 男子団体 3位


2022

全日本大学総合卓球選手権大会 男子団体 3位
全日本大学総合卓球選手権大会 男子ダブルス 2位


2023

全日本大学総合卓球選手権大会 男子団体 3位
全日本卓球選手権 男子ダブルス ベスト8
全日本学生選抜 シングルス
優勝


2024

全日本大学総合卓球選手権大会 男子団体2位
全日本大学総合卓球選手権大会 男子ダブルス 2位

関東学生卓球選手権男子シングルス優勝
全日本卓球選手権大会 男子ダブルス
優勝
Tリーグ優勝 ベストペア(20勝4敗) 


2025

WTT contender Buenos Aires大会 男子ダブルス優勝

WTT contender Buenos Aires大会 男子シングルス予選3回戦敗退 

History


はじまりは兄の影響

少年がラケットを握った日


小学生の頃、兄が卓球をしていた影響で、自然とラケットを握るようになった。
当初は遊びの延長のような感覚で、ただラリーを楽しんでいたが、そのうち「もっと上手くなりたい」「勝ちたい」という気持ちが芽生え始めた。ラケットを通じて味わう楽しさと、負けたときの悔しさ。その両方が、幼い広夢の心を徐々に卓球へと引き込んでいった。


名門での挑戦

愛工大名電中・高時代 ―


中学進学と同時に、全国屈指の強豪校・愛工大名電の門を叩く。
周囲には自分よりも強い選手が数多く存在し、「このままでは勝てない」と痛感する毎日が続いた。だが、厳しい環境の中で決して諦めることなく、地道な努力を積み重ねていった。全国大会を目指しながら、仲間と切磋琢磨する日々の中で、技術だけでなく精神面でも大きく成長。やがてその努力は、確かな実力となって表れ始めた。


大学で掴んだ“個”の自信

日本大学時代 ―


高校卒業後は、日本大学に進学。団体戦での貢献はもちろん、個人としても結果を出すことを強く意識し、毎日の練習に打ち込んだ。
その成果が表れたのが2023年。全日本学生選抜男子シングルスでの優勝という結果は、自分のプレースタイルに確かな手応えを感じた瞬間でもあった。この経験は、のちのダブルス日本一という大きな成果への布石となった。


ダブルス日本一の瞬間

念願のダブルス日本一に ―


2024年、全日本卓球選手権男子ダブルス決勝。
相手は日本のエース・張本智和選手と、経験豊富な森薗政崇選手のペアという強敵だった。大きな注目が集まる中、冷静に戦い抜き、パートナーとともに最高のパフォーマンスを発揮して勝利を掴んだ。試合後、胸に去来したのは喜びとともに、これまで支えてくれたすべての人への感謝の思いだった。

同年のTリーグでも、小林/有延ペアとしてダブルス最多勝(20勝4敗,ベストペアを獲得)を記録。シーズンを通して安定した強さを見せ、名実ともに日本のトップダブルスとしての地位を確立した。


チームの潤滑油として

プレイヤー以上の存在感 ―


プレーだけではなく、チーム内での役割にも広夢は強い意識を持っている。
勝敗のかかる緊張した場面でも、明るく前向きな声がけで仲間を鼓舞し、時には空気を和らげる潤滑油のような存在になる。卓球は個人競技でありながら、人との関係性が極めて重要なスポーツ。小林広夢は、そのバランス感覚に優れ、自然と周囲からの信頼を集めている。


そして次なる舞台へ

世界ランキング、WTTへの挑戦 ―


2025年、大学卒業と同時に本格的にプロの世界へ。
Tリーグ・金沢ポートに所属しながら、世界ランキングの獲得を目指してWTT(World Table Tennis)ツアーへの挑戦を開始する。国際大会に出場するには、渡航費やトレーニング環境の確保、用具の調整など、多くのハードルがある。しかも、その多くは自己負担で進めなければならない。
それでも、広夢は前を向く。「夢は、支えてくれる人がいるからこそ、叶えられる」。その言葉通り、彼は一人のアスリートとしてだけでなく、多くの人の想いを背負いながら、世界へと挑戦していく。


世界への挑戦

ラケット1本に、夢と感謝を込めて ―


日本一を経験した今、広夢の目は世界へと向いている。
どこまで行けるかではなく、自分がどこまでやり切れるか―それを信じて、目の前の一球にすべてを込めて戦い続ける。

ラケット1本に、夢と感謝のすべてを託して。小林広夢の挑戦は、まだ始まったばかりだ。


「可能性の、その先へ。攻め続ける卓球プレーヤー、小林広夢」


速さと技術を磨き緊張の一瞬にすべてを懸ける。


白熱のラリーには積み重ねた日々のすべてが現れる。


ただ勝つだけでは終われない。求めるのはその先にある自分自身の限界突破。


粘り、駆け引き、ひとつのボールに込めた覚悟が試される世界。


世界を相手に、挑む気持ちを止めない。


どんな逆境も心を研ぎ澄ますチャンスに変えて、


未来へ、一球一球、真っすぐに向き合う。


「挑み続ける姿が、新しい道を拓く」


小林広夢の物語は、ここから加速していく

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